13w 電車のこと

もともと低血圧ではあるが、貧血もあるのか、とにかく疲れやすくてしんどい。

特に行き帰りの片道1時間の電車通勤が半端なく辛い。満員というほど混むわけでもないので余裕だと思っていたが、こんなに辛いとは。

車内ではマタニティマークをつけているおかげで、週に1〜2回席を譲ってもらえてありがたい。以外にも譲ってくれるのはいつも30代くらいのサラリーマンである。奥さんが妊娠してたりするんだろうか。他の乗客は、若い女性はグッタリ寝てる、おじさんおばさんは見てみぬふり、お年寄りはまずは自分の席確保が優先だろうという感じ。

たまにマークをガン見してるおばさんがいるけど、あれは何なのか。すごい見てくるけど別に譲るわけでも何か言われるわけでもない。

あと本当にしんどい時に優先席付近に行ってみたけど、優先席に座っている人は多分元々肝が座っているので、目の前に年寄りが立とうと妊婦が立とうと杖ついてようと我関せずという人が多い。

電車が下りなので、ヤンキーが優先席で電話してたり、高校生がすごい幅取って座ってたり、田舎に進むほどにどんどんフリーダムになっていく。

 

デスクワークが主のはずなのに、本当に疲れる。つわり、いつ終わるんだろう…

12w 腹がチクチクする

毎朝調子が良く「悪阻は終わった」「今日は調子がよい」とのたまい、出勤時の電車で体調を崩して職場でグッタリし、帰りの電車でとどめを刺されて家で「気持ち悪い」「調子が悪い」と寝たきり状態になるのを繰り返している。夫もはじめは「悪阻おわったの!?」と喜んでいたようだが、今やオオカミ少年状態の私に対しては何も言わず、黙々と風呂を洗ったり食器を洗ったりするようになった。

あとはなんだか腹がチクチク痛む。いわゆる「お腹が張っている」という状態なのかどうなのか全然わからない。お腹をさわってもカチカチに硬いということもなく、少し座っていればすぐ良くなるので多分問題ない腹痛だと思われる。便秘がちでもあるので、それも影響している気がする。便秘のせいで下腹部が出て、排便があると下腹部はペタンコになるので、もう何がなんだかよくわからない。これ順調なのかな?

11w つわり終わりそう

マックのポテト食べた日から、つわりがおさまってきた。でも波があるので毎日「つわりは終わった。最高に気分がいい」と言ったり「つわり終わってなかった。気持ち悪いし何もしたくない」と言ったりしている。あとは動きすぎるとお腹が張るので、仕事で調子に乗らないように気をつけている。すぐ張り切りすぎてしまうので…

まだおなかは平らなままだし、胎動も全くわからないので、子が元気かどうかも全くわからない。そういうのがわかるほどスピリチュアルなパワーもないし。早く健診で様子みたい。

10w マックのポテトを貪り喰う

健診行ったら順調だった。あーよかった。次は4週間後…そんなに先か。

今日仕事を午後休んで病院に行ったのだが、昼に妊婦がやたら食べたがると噂に名高いマクドナルドに行った。ダブルチーズバーガーとポテトとコーラ(カロリーゼロじゃない方)。健診前にジャンキーすぎる気はするが、気にせず食べる。これがおいしかった。さらに強いて言えば噂通りポテトが特においしかった。マックが度重なる不祥事で何か心を入れ替えたとかでおいしくなったんじゃないかと勘ぐる程度にはおいしかったが、おそらく別に味は変わっていない。なんかあの細いポテトの塩気と油とたまに混ざってるヘニャッとしたポテトが、絶妙においしかった。こうして食べすぎて高血圧とか糖尿病とかになるのだろう。気をつけよう。

9w 胃が痛くて退場

胃が痛くて早退した…胃が生まれて初めてビクビクッて動いたので、かなりびっくりした。先週くらいから完全に職場の足引っ張りながら働いている…

しかし、つわり=吐き気だと勝手に思っていたが、胃痛もあるのか。しかもめまいまでする。空腹時は気持ち悪くて、食べたら胃痛。なんなんだ!毎日が二日酔いだ。早く終わってほしい。

でもまあご飯はいつもの半分くらいではあるが食べているし、吐いたりもしないので、重症妊娠悪阻みたいな人よりは大分マシと思われる。仕事も行ってはいるし…はやく良くなって、出かけたりとかしたい…

妊娠するまで

妊娠するまでは大変だった。メンタル的に。

 

いわゆる高度不妊治療まではいかずに妊娠はしたが、それでもなかなか結果が出ない時期が長く、病院に通っていることも私と夫は誰にも相談できず(親にすらどうしても言えなかった)、しんどかった。

私は周りの中でも比較的早めに結婚した。その頃は結婚していない友人の方が多かったので、特に何も考えないで暮らしていたが、徐々に結婚する友人が多くなり、そして自分より後に結婚した友人達が次々と妊娠・出産していった。自分と同じ頃に結婚した友人たちからは、第2子の報告が上がるようになっていた。

気付けば友人は独身か、既婚で子供がいるかのどちらかしかいなかった。既婚で子供のいない友人は本当に数えるほどで、私は次第に強い焦りと孤独を感じるようになっていた。私は独身の頃、結婚をすればもう人生のミッションはクリアしたようなものだと思っていたが、そうではなかった。子供を持つ(それも2人以上)ことで、やっとクリアなのだ。しかし独身の友人たちにそんなことを説明しても「でも結婚してるんだからいいじゃん…」と言われるし、すぐに子供ができた友人たちからは「子供持つと人生変わるよ。早く産みなよー」と産みたくても産めない気持ちを理解されず子産みを啓蒙されるし、本当に散々だった。友人たちが出産報告をするたびに「同級生だね」とか言っているのを見るだけで、涙が出た。

夫も同じような感じだったようで、独身の友人からの旅行に誘われなくなったり、良きパパとなり人が変わってしまった子持ちの友人から「お前んちは子供はまだなの?早く持てばいいのに」とせっつかれ、うんざりしているようだった。子供ができなかった一因は、こうした不妊からくるストレスに違いなかった。妊娠できないことを悩みすぎて、さらに妊娠が遠ざかるという悪循環にはまっていたのだ。

親戚はなぜかできちゃった婚が多く、結婚式に行くたびに大体新婦のお腹が大きく、子のいない夫婦で出席しているのは自分たちだけだった。私の両親も夫の両親も私たちに気を遣って、全く子供のことは聞いてこなかったが、少し遠い親戚からは毎回毎回「子供まだなんだよね」と確認されていた。

子供ができるまでは仕事をがんばろうと思い、仕事に邁進していると、「仕事に一生懸命なのはいいけど、プライベートも充実させた方がいいよ」と先輩から言われた。

妊娠しないと、そればかり考え、翌月の予定も怖くて入れられなくなっていることに気付いた。

 

もう、何もかもうんざりだった。

 

そんな時、大学のサークルの後輩の結婚式があり、出席した。大学のサークルは、個性的というかユニークというか、一般社会ではちょっと浮くようなメンバーが多く集まっていた。久々に会うメンバーだったが、それがすごく楽しかった。もちろん既婚者も子供がいる人もいるが、そんなことは関係なく、みんな本当に自分の話しかしなかった。子供は子供、自分は自分といった話しぶりだった。今の自分の仕事、最近のどうでもいい出来事、大学時代の思い出。その時私は突然目が覚めた。私は何をしているんだ。今を生きず、不確定な翌月の予定のことばかり考えては欝々としている。もっと楽しく生きないと人生損だ。そう思い、その月と翌月に飲み会の予定を入れまくったら、なんと妊娠した。

 

目が覚めたのと妊娠との因果関係はまったくもって不明だが、妊娠する前に目が覚めてよかったと思う。翌月のことばかり考えてめそめそしている時に妊娠してしまったら、お腹の子にすがり、何か妊娠がとてつもなく重大なことのように感じ、精神的にももっと揺れてしまったのではないかと思う。今もある意味完全に変な様子にはなっているが、妊活サイトばかり見ていた頃のような宗教じみた気持ちはない。多分。

妊娠したブログ

結婚してはや〇年、やっと妊娠しました。

紙の日記書こうかとも思ってたんだけど、めんどくさいから、ブログにした。

妊娠するまでも結構イライラしたり、腹立ったり、悩んだり、妊娠してからもいろいろ思うことが多いので、掃きだめとして書いてみる。できるだけ頭お花畑にならず、クールに過ごしたい。