夫の趣味問題再燃

前に挙がっていた夫の趣味についてだが、最近は特に話題にも出てなかったので、夫もさすがに状況がわかって自粛しているんだと思っていた。

が、今日いきなり「今日行くことにしたわ〜」みたいな呑気なLINEが送られてきた。え!?私いま入院中で絶対安静だけど!?しかも明日から臨月だけど!?再来週帝王切開だけど!?全く意味がわからず、すごいショックで、もう号泣。ちょうど点滴の交換で助産師さんが部屋にいて、「!?どうしたんですか!?点滴嫌だった!?!?」とびっくりさせてしまった…いや点滴は超いやですけど続けてください…

夫に電話して聞いたところ、また衝撃の理由が。自宅安静の時は、何かあったときに自分が車で連れて行かないと!と思って自粛していたが、入院になったから何かあってもすぐ対応してもらえるし、自分も大してやることもない。片道高速使って1時間半くらいの距離だし、携帯は持ってるから連絡つくし、入院してからは安定してるからこの土日で生まれたりしないでしょ?遊びに行っちゃだめかな?と…

 

だめだろ…なんつーかだめだろ…まじで頭おかしいんじゃないか?私のメンタルは今相当ヤバイので電話口で入院した時より号泣してしまった。

私が入院してるのはそれ相応の理由があり、張り止めの点滴をMAXでザーザー流しているわけで、別に順調な経過でもなんでもない。むしろ自宅で安静にしている時よりずっと悪くなったからやむなく入院しているのだ。それに週数的にもいきなり破水したっておかしくないわけで、土日生まれる可能性だってある。急変だってあり得るし、場合によっては別の病院に搬送される。そんな時に遊びに出かけてて駆けつけるの遅れましたすみませんでした〜でいいのか。

そして私はこの趣味問題については妊娠してから「自粛してね」というお願いが全く守られず毎回毎回毎回毎回ブチ切れていて、何回も何回も何回も何回も話し合ってきた。通じてない気はしてたけど。もう分かり合うことは諦めるとしても、普通嫁さんがこんなに嫌がってることをまだやるか!?という気分。あと2週間で生まれるんだから、この大事な時期にただでさえ産後まで入院確定だし出産は不安だしでメンタルボロボロなのに、これ以上精神的な揺さぶりをかけないでほしい。そんなに私はメンタルタフネスではない。あとそんなにあんたの趣味に理解ない。

 

何回キレても泣いても夫は私が趣味に理解があってなんやかんや許してくれると思ってるようである。なんで!?私そんなに顔に出ないんだろうか。あと私の気持ちに寄り添うとか譲歩するとかそういう考え方がそもそもないっぽい。いい人ではあるんだけどなんでなんだろう。

妊娠中の問題は後々まで禍根を残すらしいが、確実にこれは私は一生忘れないだろう。夫の趣味そのものに対しても拒否感がどんどん強くなっているし、夫の趣味関連の発言については全く信用できない。多分夫は子供が生まれても実家のサポートあるし大丈夫だよねとか言って趣味に行くに違いない。

どう言ったら私の気持ちを理解してもらえるんだろうか。やはり無理なんだろうか。極端だけど本当に離婚のことを考えた。趣味がどうっていうより、夫が何考えてるのか本当に全然わからなくて、子どもが生まれてからもやっていけるか不安になったからだ。こんなことこんな時期に考えたくなかったなあ。残念。

 

助産師さんは皆さん本当に優しくて、たくさん話を聞いてもらった。父親は生まれてから父性が育つからまだ手遅れじゃないよとか、あなた溜め込みすぎだからなんでも話してねとか、あと他の患者さんの変な旦那の話とか、いろいろしてくれた。ああ優しい…

35w 早く生まれたがるのはなぜか

切迫早産で入院になり2週間近くが経過した。

32週の時は3.2cmあった子宮経管は34週の入院時には2.4cmになり、今週は2.0cmになった。あれ?お腹が張るたびに薬増やされてるし、トイレ以外寝たきりで、トイレ行くのも足がプルプルしてるくらいなのに切迫進んでるね?これは入院しなかったら34週で生まれていたかもしれない。34週じゃ2000gくらいだし、呼吸も体温調節もまだうまくできない頃だから、保育器に入れられていただろう。そう思うと入院して良かったなあと思えてくる。

助産師さんも同じ人がグルグルくるので覚えてきた。一人仕事できるけどプライドが高く、面倒見いいけど恩着せがましいみたいな人がいる。間違いなくいい人なんだけど、何かと強気な話し方で怒られてる気分になるので、出産前のガタガタのメンタルだと無駄にションボリしてしまう。情けないことだ。

あー早く自宅に帰りたいけど帰るときには生まれてるのか。あー。

入院生活1週間

入院して7日たったので、どんな生活してるかまとめ。

 

スケジュール

 6時 NST

 7時 朝食

10時 着替え

12時 昼食、母親が面会に来る

14時 検温

16時 NST

18時 夕食

20時 夫が面会に来る

21時 消灯

あとは週2回の診察と、診察でオッケー出ればシャワー。でなければ頭洗ってもらえる。

食事、洗面、トイレ以外は寝たきり。ベッドの頭を起こすことも許されない。

 

入院当日〜3日目

絶対に入院だけはしたくないと思っていたので、現実が受け入れられず何かと泣く。親が来ては泣き、夫が来ては泣き、起き上がっては怒られて泣き、助産師さんに慰められては泣く。しかも泣くっていうのが号泣レベル。助産師さんから「みんな最初1週間くらい泣いてるけど、そのうち何かを諦めたのか落ち着いてくるから大丈夫」と謎のアドバイスを受ける。張り止めが点滴になったことで量が増え、手が震えたり動機がしたりしてまた泣く。

 

4日目〜

診察したら切迫早産がさらに進んでて(多分泣きすぎて腹が張った)、36週まで待てず破水した場合、設備がないから他の病院に転院になると知らされる。今の病院は個室だし食事がおいしいので、絶対大きい病院には転院したくない…という思いが強くなる。全く帰れる気配がないことを悟り、助産師さんのアドバイス通り帰宅は諦め入院生活に順応。張り止めの副作用は大体なくなり、体が火照っているだけ。暇つぶし道具を一通り揃えたらなんか安心してきた。

 

暇つぶしについて

積ん読してた本を読む、積みゲーの消化、テレビなど。結構忙しい。昼間のテレビは絶望的につまらないが、何か流れていないと色々考えて鬱々としてくるので、NHKのBSをずっとつけてる。夜はラジオつけてる。

あと友達とか職場の先輩とかで切迫入院経験者が多くて、結構LINEがきてて、励まされる。ありがたい。

 

物は考え様

体調が悪いわけではないので、重症悪阻で入院してる人よりは遥かにマシだろうし、それ言ったら病気で入院するより終わりも決まってるからマシだし、もう35週なので最悪出てきてもなんとかなるだろうし、毎日何回も心音聞けたりしてラッキーだし(入院費…)、家でやりたかったことも積ん読積みゲーの消化だからそんなに変わらないな、と思うことにした。

風呂の件は介護用の頭拭くシートと体拭くシートをこまめに使ってたら思ったほどは気にならない。頭も週2で洗ってもらえるし。

 

前向きな気持ちの時は、「ゴロゴロしてるだけでいいなんて実は楽勝じゃん」とか思っているが、急にものすごく家に帰りたくなったり、ものすごく虚しくなったり、我慢できず泣けてきたりする。原因としては妊娠中のホルモンバランスの乱高下の影響は絶対あると思うけど、何よりみんな妊娠・出産は基本的に順調に進むことしか想定してないので、思い描いた楽しいマタニティライフが送れなくなることが確定したとき、ショックを受けてしまうんだと思う。だって安定気に入ったら穏やかな午後に赤ちゃんグッズ手編みしたり、買い物行きまくったり、カフェ行ったり映画見たりしたいとか思ってたのに現実が病院で強制寝たきりで風呂も入れないって、あんまりでしょ。そんなルート聞いてない。安定期じゃないじゃん。

バースプランとかも事細かに組んでる人いるけど、叶えられないと産後のホルモンバランスの影響で超絶悲しくなりそうだから、あんまり注文付けないほうがいいのかもなあと思う。

 

というわけであと何週間かがんばります。

メンタルのヤバイ妊産婦の面倒を見続け、なおかつ昼夜関係ないお産の介助をしている助産師さんは本当に偉いと思う…誰か休みあげたげて…

34w 切迫早産で入院

入院準備をして、髪を切り、赤子の準備を揃えて、よしあとはダラダラするだけ…と思ってたら、検診で切迫早産が進んでいることがわかり、そのまま入院…無念…

せっかくの産休が!!!とあまりの悔しさに泣き、助産師さんに「悔しいよね…わかるよ…でも産休まで休まなかったのはすごいよ」と慰められる。天使か。

張り止めの点滴も、夜中は副作用があってドキドキしていたが、朝になったら平気になった。もともと内服でガンガン飲んでて量も増やされまくってたので、体が慣れてるのもあったんだろう。

そんなわけで切ない入院となってしまったが、病院選びの際に「家から近い」「ごはんがおいしい」「部屋がきれい」というお産と関係ない点のみを重視していたため、入院生活は快適である。部屋は個室で新しいし、ごはんおいしいし、夫も毎日来てくれるし。職場の先輩で公立の病院に2ヶ月入院していた人がいて、部屋のボロさと飯のまずさだけは忘れられない…と話していたが、やっと意味がわかった。衣食住大事…お産の方法は健康に産まれればなんでもいいと思っているので病院選びの時には重視しなかった。

あとは毎日2回心音聞けてNSTやってもらえるのが地味に嬉しい。「赤ちゃん元気ですね〜」と言ってもらえるのは支えになる。

 

唯一アレなのは実母が毎日来てくれるんだが「家であんたの面倒見るのは正直不安だったから、入院になってとっても安心」「産後の方が辛いから今のうちに休んでおけ」みたいなことを毎回笑顔で言ってくること…そりゃ娘が切迫なのは心配だろうし産後は忙しいだろうけど、それ言う!?私トイレ食事以外寝たきりで24時間点滴で風呂も入れないんだけど!私10年くらい働き詰めでやっとの長期休みなんだけど!もう腹立って泣いてしまった。しかも泣いたら「あんた母親になるのにこんなんでどうするのよ」と言われ…それは別問題だろ。返す返す地雷を踏む実母…ずっと専業主婦でちょっと天然な実母…

実母が帰ったあともムカついて泣いてたらまた助産師さんに発見されてしまった。そろそろナースステーションで「あのずっと泣いてる人」とか言われてしまいそうなので気持ちを切り替えたい。

33w 産休の過ごし方

逆子は治らない(最早あきらめ気味)。産休に入って2週目になったが、今一つうまく過ごせない。私は実家が近く、実母が専業主婦のため、何かと実母が世話を焼いてくれる。これ自体は明らかに恵まれているし良いことなのだが、あまり自分の時間が取れないのである。1日の流れはこんな感じ。

 

夜間 胎動がひどくて眠れない

6時 起床・朝食

7時 夫出勤→二度寝

8時 二度寝からの目覚め。掃除・洗濯

10時 実母が車で迎えにくるので買い物へ

12時 そのまま実家で昼食・おやつ

16時 帰宅・出産の準備とか

18時 夕食作成

19時 夫帰宅・夕食

後は風呂入って寝る

 

買い物に連れて行ってもらえるのは心底ありがたいのだが、その後の昼食・おやつタイムが正直家に帰りたい気持ちになってしまう…私はもともとそこまでテレビを見ないので、親がワイドショーとか録り溜めたバラエティ番組とか見てるのも「つまんねえええええ」としか思えず…親は世代的にテレビ大好きなので一日中テレビ見てるし。ワイドショーとかバラエティとか、ガヤガヤしてるからあんまり好きじゃないというか…

てかあとは本当に最近胎動が痛くて眠れてなくて日中眠い。夫についても朝勝手に起きて勝手に出勤してくれていいんだけど、何回言っても自分のスマホの目覚ましをセットしないため、私が自分の目覚ましで起きて夫を起こして差し上げないといけない。なんで!?なんで私仕事もないのに夜眠れてないのにあんたより先に起きてパン焼いたりしないといけないの!?先日は私が朝まで眠れず目覚ましに気付かず、夫も起きず遅刻しかけた。えっ私が悪いの!?

一番癒される時間は昼間にボーッしながらあったかいお茶飲んでうつらうつらしている時。脳みそを休めている感じがして良い。親とか周りからはレース編みしろとか手作りスタイ作れとか言われるけど、もう何もしたくない。何もしないでボーッとしてたい。大学卒業してから10年くらいずっと働いてたんだから、今くらい何もしないでボーッとしててもいいだろう。

32w 腹が抉られる痛み

逆子体操を続けているが、日に日に厳しくなってきている。あの土下座みたいなポーズは慣れたのでそこまでしんどくないが、そのあと左右どちらかを下にして寝る時に、赤子がググーッと移動してきて、ひじだかひざだか尻だかでお腹を抉ってくる。赤子の成長に伴い抉られる痛みがどんどん強くなっている。皮膚がつっぱってきて、もう限界という感じがあり、火傷したようなヒリヒリした痛みが襲う。なんだこれこういうもんなのか。聞いてないぞ…寝てる時も頻繁にお腹を抉られ、これ本当にそのうち破水するんじゃないか!?と不安になるくらい痛いこともある。多分前駆陣痛じゃないと思う。夫はもう頭お花畑なので「毎日大きくなっててこの子はえらい」しか言わないのでダメだし…夜中私が腹を抉られて汗だくで唸ってても全く気付かず寝てるし…まあ2人とも不眠でもしょうがないので、1人はスヤスヤ寝ててもらっていいんだけど、この苦しみをお前もわかれよ!という気持ちになってしまうのは確かである。

安全に産まれるのであれば特にお産の方法にこだわりは無かったが、いざ帝王切開ですよと言われると下から産んでみたい気持ちも出てきた。最初は無痛分娩がいいとか思ってたのに。人間は欲張りである。

おさがりについて

産休に入る前後から、職場の先輩とか上司とか友人とか親戚とか諸々から「おさがりあるけどいる?」と声をかけられる。せっかくだしもらえる物はもらっておいた方がいいのかなと思っていたが、これがなかなか曲者揃いなのだ。もらって困ったものについて愚痴りたいので書く。

 

1.もらってうれしかった

・ベビーベッド

・ベビーカー

職場の先輩から。物持ちの良い人で状態も良く、写真も見せてもらっていたので、願ったり叶ったり。

・服(未使用orきれい)

友人から。買ったはいいがすぐ子どもが大きくなってしまい、シーズンオフになり着れなくなってしまったと。西松屋で悪いねとか言われたが、逆に安いので気を遣わなくてよい。

 

2.もらってちょっと困った

・年代物の服

・年代物の布

上司から。何でもあげたいタイプの人で、突然持ってきて渡してくれる。「うちの子が使ってたんだけど~」ってあんたの子は大学生じゃなかったか!?ただ心からの善意で何でもくれる人なので、とりあえずありがたくいただき、お菓子でお礼をした。

 

3.もらって困った

・肌着

・育児本

夫の先輩から。これが一番困った…というのが、この先輩の子がちょうど半年前くらいに生まれていて、ちょうど使わなくなった物を次々と我が家によこそうとしてくるのだ。しかも上の子も使用した年季の入ったもの。先輩の嫁さん(1回しか会ったことない)が結構強めの人で、上記の上司みたいに心からの善意で物を持ってくるというより、「我が家でいらなくなった物をあげる」みたいな…うちはゴミ捨て場じゃねーよ!という気分である。育児本もちゃんとしたやつじゃなくてたまひよの付録だし、シミがついてたり状態が悪い。もう明らかに「状態の良いものをおさがりに出した後のゴミ」なのだ。おもちゃとか新生児用の絵本とかもくれるらしいが「お気持ちはありがたいのですがすでにいろいろいただいてまして」と断っている。けど多分勝手に届くというか夫の先輩が大量に持たされてうちに来る。勘弁してくれ。

 

4.結局は気持ち

うれしかったものと困ったものを考えてみると、結局はあげる側の気持ち(もらう側の受け止め方?)なのかなと…「使ってみて良かったからぜひあげたい」という気持ちなのか、「いらないからあげたい」という気持ちなのか。上司からもらう年季の入ったよくわかんない物とか、義母からもらう大量の漬物とか、その辺はたとえいらなくても親の有難みを感じる部分もあるのでそんなに悪い気持ちはしないが、明らかにいらないものをくれた感じだとイラ~っとしてしまう。人によっては何でもほしい人もいるだろうから、そういう人とうまくマッチングできればいいんだろうけど。

ちなみにうちの近所の保育園は、玄関先に服のサイズが書いてある箱が置いてあり、いらなくなった子供服を入れてよいことになっている。保育園でのお着換えに利用されているようだ。そういうリユースの仕方の方が、誰も気を遣わなくてよい気がする。