34w 切迫早産で入院

入院準備をして、髪を切り、赤子の準備を揃えて、よしあとはダラダラするだけ…と思ってたら、検診で切迫早産が進んでいることがわかり、そのまま入院…無念…

せっかくの産休が!!!とあまりの悔しさに泣き、助産師さんに「悔しいよね…わかるよ…でも産休まで休まなかったのはすごいよ」と慰められる。天使か。

張り止めの点滴も、夜中は副作用があってドキドキしていたが、朝になったら平気になった。もともと内服でガンガン飲んでて量も増やされまくってたので、体が慣れてるのもあったんだろう。

そんなわけで切ない入院となってしまったが、病院選びの際に「家から近い」「ごはんがおいしい」「部屋がきれい」というお産と関係ない点のみを重視していたため、入院生活は快適である。部屋は個室で新しいし、ごはんおいしいし、夫も毎日来てくれるし。職場の先輩で公立の病院に2ヶ月入院していた人がいて、部屋のボロさと飯のまずさだけは忘れられない…と話していたが、やっと意味がわかった。衣食住大事…お産の方法は健康に産まれればなんでもいいと思っているので病院選びの時には重視しなかった。

あとは毎日2回心音聞けてNSTやってもらえるのが地味に嬉しい。「赤ちゃん元気ですね〜」と言ってもらえるのは支えになる。

 

唯一アレなのは実母が毎日来てくれるんだが「家であんたの面倒見るのは正直不安だったから、入院になってとっても安心」「産後の方が辛いから今のうちに休んでおけ」みたいなことを毎回笑顔で言ってくること…そりゃ娘が切迫なのは心配だろうし産後は忙しいだろうけど、それ言う!?私トイレ食事以外寝たきりで24時間点滴で風呂も入れないんだけど!私10年くらい働き詰めでやっとの長期休みなんだけど!もう腹立って泣いてしまった。しかも泣いたら「あんた母親になるのにこんなんでどうするのよ」と言われ…それは別問題だろ。返す返す地雷を踏む実母…ずっと専業主婦でちょっと天然な実母…

実母が帰ったあともムカついて泣いてたらまた助産師さんに発見されてしまった。そろそろナースステーションで「あのずっと泣いてる人」とか言われてしまいそうなので気持ちを切り替えたい。

33w 産休の過ごし方

逆子は治らない(最早あきらめ気味)。産休に入って2週目になったが、今一つうまく過ごせない。私は実家が近く、実母が専業主婦のため、何かと実母が世話を焼いてくれる。これ自体は明らかに恵まれているし良いことなのだが、あまり自分の時間が取れないのである。1日の流れはこんな感じ。

 

夜間 胎動がひどくて眠れない

6時 起床・朝食

7時 夫出勤→二度寝

8時 二度寝からの目覚め。掃除・洗濯

10時 実母が車で迎えにくるので買い物へ

12時 そのまま実家で昼食・おやつ

16時 帰宅・出産の準備とか

18時 夕食作成

19時 夫帰宅・夕食

後は風呂入って寝る

 

買い物に連れて行ってもらえるのは心底ありがたいのだが、その後の昼食・おやつタイムが正直家に帰りたい気持ちになってしまう…私はもともとそこまでテレビを見ないので、親がワイドショーとか録り溜めたバラエティ番組とか見てるのも「つまんねえええええ」としか思えず…親は世代的にテレビ大好きなので一日中テレビ見てるし。ワイドショーとかバラエティとか、ガヤガヤしてるからあんまり好きじゃないというか…

てかあとは本当に最近胎動が痛くて眠れてなくて日中眠い。夫についても朝勝手に起きて勝手に出勤してくれていいんだけど、何回言っても自分のスマホの目覚ましをセットしないため、私が自分の目覚ましで起きて夫を起こして差し上げないといけない。なんで!?なんで私仕事もないのに夜眠れてないのにあんたより先に起きてパン焼いたりしないといけないの!?先日は私が朝まで眠れず目覚ましに気付かず、夫も起きず遅刻しかけた。えっ私が悪いの!?

一番癒される時間は昼間にボーッしながらあったかいお茶飲んでうつらうつらしている時。脳みそを休めている感じがして良い。親とか周りからはレース編みしろとか手作りスタイ作れとか言われるけど、もう何もしたくない。何もしないでボーッとしてたい。大学卒業してから10年くらいずっと働いてたんだから、今くらい何もしないでボーッとしててもいいだろう。

32w 腹が抉られる痛み

逆子体操を続けているが、日に日に厳しくなってきている。あの土下座みたいなポーズは慣れたのでそこまでしんどくないが、そのあと左右どちらかを下にして寝る時に、赤子がググーッと移動してきて、ひじだかひざだか尻だかでお腹を抉ってくる。赤子の成長に伴い抉られる痛みがどんどん強くなっている。皮膚がつっぱってきて、もう限界という感じがあり、火傷したようなヒリヒリした痛みが襲う。なんだこれこういうもんなのか。聞いてないぞ…寝てる時も頻繁にお腹を抉られ、これ本当にそのうち破水するんじゃないか!?と不安になるくらい痛いこともある。多分前駆陣痛じゃないと思う。夫はもう頭お花畑なので「毎日大きくなっててこの子はえらい」しか言わないのでダメだし…夜中私が腹を抉られて汗だくで唸ってても全く気付かず寝てるし…まあ2人とも不眠でもしょうがないので、1人はスヤスヤ寝ててもらっていいんだけど、この苦しみをお前もわかれよ!という気持ちになってしまうのは確かである。

安全に産まれるのであれば特にお産の方法にこだわりは無かったが、いざ帝王切開ですよと言われると下から産んでみたい気持ちも出てきた。最初は無痛分娩がいいとか思ってたのに。人間は欲張りである。

おさがりについて

産休に入る前後から、職場の先輩とか上司とか友人とか親戚とか諸々から「おさがりあるけどいる?」と声をかけられる。せっかくだしもらえる物はもらっておいた方がいいのかなと思っていたが、これがなかなか曲者揃いなのだ。もらって困ったものについて愚痴りたいので書く。

 

1.もらってうれしかった

・ベビーベッド

・ベビーカー

職場の先輩から。物持ちの良い人で状態も良く、写真も見せてもらっていたので、願ったり叶ったり。

・服(未使用orきれい)

友人から。買ったはいいがすぐ子どもが大きくなってしまい、シーズンオフになり着れなくなってしまったと。西松屋で悪いねとか言われたが、逆に安いので気を遣わなくてよい。

 

2.もらってちょっと困った

・年代物の服

・年代物の布

上司から。何でもあげたいタイプの人で、突然持ってきて渡してくれる。「うちの子が使ってたんだけど~」ってあんたの子は大学生じゃなかったか!?ただ心からの善意で何でもくれる人なので、とりあえずありがたくいただき、お菓子でお礼をした。

 

3.もらって困った

・肌着

・育児本

夫の先輩から。これが一番困った…というのが、この先輩の子がちょうど半年前くらいに生まれていて、ちょうど使わなくなった物を次々と我が家によこそうとしてくるのだ。しかも上の子も使用した年季の入ったもの。先輩の嫁さん(1回しか会ったことない)が結構強めの人で、上記の上司みたいに心からの善意で物を持ってくるというより、「我が家でいらなくなった物をあげる」みたいな…うちはゴミ捨て場じゃねーよ!という気分である。育児本もちゃんとしたやつじゃなくてたまひよの付録だし、シミがついてたり状態が悪い。もう明らかに「状態の良いものをおさがりに出した後のゴミ」なのだ。おもちゃとか新生児用の絵本とかもくれるらしいが「お気持ちはありがたいのですがすでにいろいろいただいてまして」と断っている。けど多分勝手に届くというか夫の先輩が大量に持たされてうちに来る。勘弁してくれ。

 

4.結局は気持ち

うれしかったものと困ったものを考えてみると、結局はあげる側の気持ち(もらう側の受け止め方?)なのかなと…「使ってみて良かったからぜひあげたい」という気持ちなのか、「いらないからあげたい」という気持ちなのか。上司からもらう年季の入ったよくわかんない物とか、義母からもらう大量の漬物とか、その辺はたとえいらなくても親の有難みを感じる部分もあるのでそんなに悪い気持ちはしないが、明らかにいらないものをくれた感じだとイラ~っとしてしまう。人によっては何でもほしい人もいるだろうから、そういう人とうまくマッチングできればいいんだろうけど。

ちなみにうちの近所の保育園は、玄関先に服のサイズが書いてある箱が置いてあり、いらなくなった子供服を入れてよいことになっている。保育園でのお着換えに利用されているようだ。そういうリユースの仕方の方が、誰も気を遣わなくてよい気がする。

保活すでにヤバイ

保育所落選ラッシュで阿鼻叫喚、みたいな記事を見て、やっと地元の保育所入園状況について調べてみた。なんとうちの市は県内5本の指に入る激戦区で、保育所建てまくってるが若い家族の転入がそれを凌いでいるということがわかり、憂鬱…そりゃこんなに毎年ぼこぼこマンションが建ってたら人も増えるわな。というか乱立している保育所に勤務している保育士さんはどこからやってくるんだろう?保育士さんも無限に湧いて出てくるものでもないし。

噂の点数計算もやってみたが、夫婦フルタイム勤務と祖父母別居みたいな基本的な点数しか稼げない。というか夫婦フルタイムで祖父母別居がベースでないとまず箸にも棒にもかからなそう。妊娠を期に退職した人なんて完全に詰んでる。介護とか障がい者手帳とか持ってる人はそんなに多くないと思うので、あとどこで差がつくかといえば、すでに預けているかどうか。これか…これが先人たちが言っていた「無認可に入れて点数を稼いでいる」という現象か…1歳4月入所がいい〜とか思っていたがこれは…だからといってこんな理由で赤子を保育所に入れて早く復帰するのもものすごく癪…代替で働いてくれてる人の契約の問題もあるし。赤子が4月に生まれれば0歳4月入所の楽勝コースで大分楽になるが、逆子治らなきゃ無理だからこちらは考えるのをやめた。

考えれば考えるほどバカバカしすぎる。こんな戦いは土俵にすら上がりたくないが、仕事を続ける限りは子どもの預け先を考えないといけないし、子どもを預けないから仕事を辞めるという選択肢もない。とりあえずは与えられたルールに則って、ゲームに参加するしかないのだろう。あーでも悔しいなー。うまい方法を考えたい。

こういう時に「それは親の都合であって、子どもを主体に考えるべき。子どもが犠牲になって可哀想」とか「バースコントロールしろって言ったのに」みたいなこと言う人いるけどそういうのはそう思う人同士でいつまでも語り合っていたらいいと思う。

31w そして産休へ

逆子が直らないまま、産休に入った。切迫で時短勤務してたはずだが、職場ではチャキチャキ働いていたため「何事もなく過ごせて良かった」みたいなことをみんなから言われた。まあそう見えるならそれでいいか…内勤になってからはみんなの雑務をほぼ引き受けるマンになっていたため、人数カツカツの我がチームからは「いなくなると困る」「年度末まで在宅で働いてくれ」「今年の5月(産後8週)には帰ってくるよね」等ありがたいお言葉をいただいた。嫌です。

職場復帰は一応来年の4月中頃の予定。本当はGW明けがいいかな…と思っていたが、上司や先輩から「長期休み明けの仕事は疲れるし、復帰後は子どもが異常な頻度で熱を出す。GW後だと夏休みまで休みがないのでかなりしんどい。4月下旬に復帰すれば、ちょっと慣らし出勤してすぐ連休に入って親子ともども休憩できる。ペースを掴んだところで5月から本格的に働く、とした方が絶対楽」と力説され、決定。こういう時は先人達の知恵は聞いておいたほうがよい。同様の理由で4月1日とか3月の復帰もやめた。忙しい時期に急に休むと迷惑かかるので、代替の人がまだ働いていたほうがよいだろうと。

というわけでこれから人生最後のニート生活である。何しよう。保険の見直しとか?暇だからこのブログの更新頻度も上がるかもしれない。

30w しゃっくり

すごく動いたと思って期待してたんだけど、逆子直らず。また頭を支点にして体が反転していた。

最近おなかから動悸がすることが多く、赤子が血管を圧迫してると思っていた。しかし脈を取ってみると自分の脈のリズムと全く違う。調べたら動悸じゃなくてしゃっくりだったようだ。そう思ってから観察していると、結構しゃっくりをしているみたい。自分のリズムと全く違うなあと思うと、やはりお腹の中の子は自分とは違う人間なのだと思わされる。面白いなあ。